bitlbee + pidgin で Twitterをみる

bitlbee は、いろいろなIMネットワークやプロトコルIRCで繋げるようにするゲートウェイです。

bitlbeeはTwitterにも対応しているらしいので、Pidginからbitlbee経由でTwitterをみてみました。

使ってみて、メインのTwitterクライアントとしては正直使えないと思いました。
今後に期待です。

環境
Fedora 14 x86_64
bitlbee-3.0-1
pidgin-2.7.5-2

bitlbeeの導入
bitlbeeはxinetd経由で起動させるため、bitlbeeに加えてxinetdも導入します。

# yum -y install xinetd bitlbee

プロキシを使用している場合は以下を設定します。

# vim /etc/bitlbee/bitlbee.conf
以下を追加
Proxy = http://Proxyサーバー名:Proxyポート番号
例) Proxy = http://192.168.0.10:8080

bitlbeeをxinetd経由で起動します。

# vim /etc/xinetd.d/bitlbee
以下を編集
disable = yes
↓
disable = no
# chkconfig xinetd on
# /etc/init.d/xinetd restart

pidgenの設定
bitlbeeに接続します。

プロトコル:IRC
ユーザー名:任意
サーバー  :localhost
パスワード:任意 ※いらないかも
パスワードを保存する:チェック ※いらないかも

接続すると&bitlbeeというチャットルームが開きます。
ここでメッセージを入力することでbitlbeeに対してコマンドを発行することができます。

PidginでTwitterに接続
tiwttter用のアカウントをbitlbeeに追加します。

account add twitter Twitterユーザー名 Twitterパスワード
例) register account add twitter tabe1hands hogehoge

アカウントを有効にして、TwitterにOAuthします。

account on

アカウントを有効にすると、&bitlbeeのチャットルームにtwitter_Twitterユーザー名のユーザーが表示されると思います。
そちらにOAuth用のURIが表示されるのでPINを取得して、twitter_Twitterユーザー名にPINを送信すると、接続終了です。
#twitter_Twitterユーザー名のチャットルームが開くと思います。

Twitterアカウント情報を保存する
Pidgenを終了したら、アカウント情報が消えてしまいます。
&bitlbeeのチャットルームでアカウント情報を保存します。

アカウント情報を保存するにはbitlbeeで使うパスワードを設定します。

register bitlbeeで使うパスワード
例) register hogehoge

そうすれば以下のコマンドでアカウント情報を保存することができます。

save

Pidginを再起動したときは以下のコマンドでアカウント情報を呼び出すことができます。

identify bitlbeeで使うパスワード
例) identify hogehoge

あとはaccountをonにするとTwitterに接続できます。

account on

面倒くさいですね。

使い方

つぶやく
#twitter_Twitterユーザー名のチャットルームで書きこむとつぶやけます。

フォロー
&bitlbeeのチャットルームで以下のコマンドを実行します。

add bitleeの自分のTwitterアカウントID フォローしたいTwitterのユーザー名
例) add 0 tabe1hands

TwitterアカウントIDは以下のコマンドで確認できます。

account list

アンフォロー、ブロック、リツイート、リスト対応
まだできないみたいです。
リツイート、リプライは2010-08-08以降のソースだとできるようです。

参考
http://princessleia.com/bitlbee.php
http://wiki.bitlbee.org/HowtoTwitter
http://www.nofuture.tv/index.rb?TwitterBitlBee